楽器紹介
現在コンフント・アンデスで使っている楽器の写真を公開します。
細かい説明を入れました。(2000/10/1更新)
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ケーナ竹や葦を素材にした古くから伝わる縦笛。主にメロディーを奏でる。一回り大きく低音の出るものを「ケナーチョ」という。 <ケーナ雑感>に人間の骨とケーナの関係についての考察があります。 |
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サンポーニャ素材にしたアンデスのパンフルート。「シーク」とも言う。笛の先端は閉じており、その原理はビール瓶の口を吹くと音が出るのと同じ。 小さいものから順に「チュリ」、「マルタ」、「サンカ」、「トヨス」の種類がある。 <サンポーニャについて>にサンポーニャについての考察があります。 |
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タルカ一本の木をくりぬき、6つの指穴をあけ、リードをつけた四角い笛。長さの異なるタルカがあり、これらを組み合わせて数人から数十人の編成で太鼓を伴奏に演奏する。 少々トボけた感じのサウンドがおもしろい。 |
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モセーニョ太くて長い竹を素材にしたボリビアの低音用の横笛。縦笛タイプもあり、オーボエの原型。 |
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チャランゴスペインの昔のギターが南米化した楽器。 木彫り、アルマジロ(キルキンチョ)の甲羅を胴体にして小型ギターのように作り、複弦5組の10本弦を張ったもの。 |
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ギター普通のクラシックギター。 17世紀にスペイン人が持ち込んだと言われる。曲の底辺を支える欠かせない楽器。 |
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ボンボ大木の幹をくりぬき胴に使い、子牛、山羊などの鞣していない皮を両面に張った太鼓のこと。皮と縁の両部分を組み合わせて様々なリズムを刻む。 |
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ワンカラ山羊などの皮を張り、裏側にサボテンの刺などを糸につけ余韻を残す響き線の付いた太鼓。 |
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チャフチャス山山羊の爪を腕輪ほどの大きさの布にたくさん縫いつけたパーカッション。振るとチャッチャッと乾いた音がする。 |
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マトラカペルー、ボリビアのカーニバルで使われる楽器。柄を持ってぐるぐる回すとガラガラと大きな音を出す。音は黒人奴隷の足を繋ぐ鎖の音を表している。 動物や乗り物などをかたどったカラフルなデザインのものが多い。 |
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パロ・デ・ジュビア英語名:レインスティック ジュビア(雨)のパロ(しずく)の名のとおり、小さな雨粒が降りかかってくるような繊細な音がする。サボテンの木にとげを打ち込み、その中を石が落下する原理。 効果音として使用するが、演奏は奥が深い。 |
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バイニージャ(セミージャ)マメ科の植物の大きな莢をそのまま利用したもの。 振るとはがれた種がカシャカシャと音をたてる。 |
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その他の打楽器グィロ・‥ひょうたん・竹・木などに刻み目を入れ、棒でひっかいて音を出す楽器。マラカス・ガラガラ・‥振って鳴らすパーカッション。 |